野口体操は、まるごと全体のからだで、やわらかさ(柔軟性)たくみさ(巧緻性)つよさ(強靭性)といった動きの在り方を、「力を抜く」というベクトルでさぐっていきます。
そのキーワードは「重さ」です。
何故ならば、生きものは、生活の場を陸に移して以来、重力に適応するように形態・構造・機能を変化させてきました。
重力に刃向かうのではなく、重力を味方につけることで、よりしなやかで楽な動き方を身につけていきたいのです。
丁度よくほぐされ・ほどかれたからだには、意識的ではなく、その時その場に合った自然な動きが生まれる可能性が高まります。
堅いからだのまま、何かを外側に張り付けても、コールドジョイントですぐ剥がれます。
血の通った生きもの基本は、まるごとの柔らかさです。柔らかいということは生半可ではありません。そこから本当の力が育ちます。
0 件のコメント:
コメントを投稿